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博士の愛した数式(小川洋子)

 

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

 

 

 

小説紹介の第三回目は小川洋子の作品『博士の愛した数式』です。

 

内容紹介(新潮社 書籍紹介より)

[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。

 

 これは家政婦とその息子、そして数学博士の3人が織りなすラブストーリーです。作品の内容としては特筆すべきことはなく、ごく一般的な物語。だが、物語が読み手の私たちの心を温かくして、感動を呼ぶ物語です。映画や音声CDなどがあるが、文字だから良いと感じるおすすめの作品です。

以上