猫の本屋さん

気になる本や漫画を紹介しています。

キケン(有川浩)

  

キケン (角川文庫)

キケン (角川文庫)

 

 

 

小説紹介の第一回目は有川浩の作品『キケン』です。

 

内容紹介(新潮社 書籍紹介より)

ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称【キケン】。部長・上野、副部長・大神の二人に率いられたこの集団は、日々繰り広げられる、人間の所行とは思えない事件、犯罪スレスレの実験や破壊的行為から、キケン=危険として周囲から忌み畏れられていた。これは、理系男子たちの爆発的熱量と共に駆け抜けた、その黄金時代を描く青春物語である。

 

 大学の工学系サークルの様子を描いた物語です。先輩たちの行動に次々と驚かされ、あっという間に最後まで読み進めてしまう作品でした。最後の結びは有川浩の作品ということで、とても印象的な終わりでした。理系・工学系への進路に悩んでいる人にお薦めの作品です。

以上